2022年6月某日、大阪の阪南大学に特別授業として講師登壇してきました。
大学に進学にしていない工藤にとっては全く未知の世界でしたが、すごく楽しく講義ができました。
SNSマーケティングについての話についてレポートします。
目次
ユーザーが悩んでいることにフォーカスする
ビジネスの基本は「マーケットイン」です。
ユーザーが求めてないことを発信しても何も反応は得られませんよね、ビジネスマンでもしっかり話を聞ける人、聞けない人が分かれるので悩んだ部分でした。
学生の中には外部講師の話を聞きたくない生徒もいる現実
阪南大学の先生は『元・宝塚総支配人が語る「タカラヅカ」の経営戦略』などの出版もされている森下信雄先生の代わりに授業をさせていただく形でした。
自分の学生時代を振り返っても外部講師が超有名人でないと全く興味は持ちませんでした。
なんなら学生とは16年の差がある事実を実感していませんでした。
一回り以上違うとTikTokを見ているジャンルも違う、YouTube見ているジャンルも違う、LINEもするが、InstagramのDMがチャット交流になっているというジェネレーションギャップがありました。
記録に残る授業より記憶に残る授業を
『まじめなSNSマーケティングの話やゴリゴリのビジネスの話を学生たちにすることは違う。』ということでどうしようかと悩んでいましたが、学生たちがわかるであろう恋愛の話を例えて講義をすることになりました。
・掛け合いをしながら講義を進める
・恋愛に例える
・学生の悩みに寄り添う
・企業は喉から手が出るほどSNSマーケターやマーケターが欲しい
上記のようなお話しを工藤がたまたま上場企業の人材派遣会社マネージャー出身の立場の体験、現在のSNSマーケティングで企業と関わり合いがある体験からお伝えさせていただきました。
学生がSNS活用するメリット
企業が欲しい人材はSNSをビジネス活用できる人ということをお伝えさせていただいたわけですが、実際に某求人を見た時に、「SNSマーケター募集」は少なく、「事務員兼SNS運用者 募集」など、兼任が多くありました。
スマホを持った時から主要SNSに触れている世代にとってはビジネス視点になれると非常にチャンスなんですよね。
もう30後半以降の年代の考え方とはまるで違うので本当に羨ましいです(笑)
TikTok視聴が体感では多かった
授業が終わって質問を聞きに講義室の中を回っていました。
やはりTikTok、YouTube、Instagramを使っている学生が多かったです。
そして視聴チャンネルはエンタメ系のチャンネル(ティックトッカーやYouTuber)でしたが、工藤にはわかりませんでした。
ブライダル業界のInstagram相談
講義後の質問ではさまざまな質問をいただきましたが、特に印象に残った相談がブライダル業界の話でした。
独学で運用されていました。時間内ではとても解消できず、ワンポイントと運用ステップくらいしかお伝えできませんでした。
やはり、SNSは無料でスタートできるのですが先生をつけるか運用を委託することが良いです。
学生に伝えたいこと
シリコンバレー企業で働いている人たちの85%はレイオフ(業績不振での解雇や一時的解雇ーWikipedia)の経験があるそうです。
就活成功がゴールではないし、就職が全てではないです。
自分が何をしたいか、自分に向き合って人生チャレンジしてください。
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