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【Instagram】避けては通れないハッシュタグの世界

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2020.12.26

Instagramをビジネス目的で活用しよう!と考える人は年々増えていっています。

ただ根本的理解が無いままに失敗してしまうコンサルタントが多く、非常に勿体無いと感じます。

今回はそんなコンサルタントのためのハッシュタグ入門を出来るだけわかりやすくお伝えします。

<この記事の人>
Instagramのセミナーは通算100回以上開催中の木元がお送りします。

今回の記事は…

何となくハッシュタグをつけている方でも、しっかり効果的なハッシュタグの選定や、理論の理解ができるような構成にしてあります。

今回のポイント
  • 運用の目的を決める
  • ハッシュタグをつける理由を理解する
  • 自身のビジネスにあった手法を理解する

ハッシュタグとは?

SNS上で「#(ハッシュマーク)」を含んだキーワードを見たことあると思いますが、この「#(ハッシュマーク)+(特定のキーワード)=ハッシュタグ」となります。

このハッシュタグを利用することによって、SNS上で”タグ化”され、同一キーワードの投稿一覧を瞬時に検索することが可能になります。

Google上では検索をすることを「ググる」 というのに対して、Instagram上でこのハッシュタグによる検索を「タグる」と呼ぶ文化があります。

アカウント運用は2パターンに別れる

Instagram運用には大きく分けて2パターンあります。

・集客目的

・ブランディング目的

文字通り、自社の商品・サービスの販売や特定の場所、イベントへの集客をアカウントのゴールとした集客目的での運用と、自社ブランドに対する信頼や共感、価値を提示して顧客に対しての安心感を与えるブランディング目的の運用の2つのパターンに別れます。

Instagramで新規に見つけてもらう2つの方法

Instagramで新規ユーザーに自身のアカウントを見つけてもらうためには現在(2020.12月時点)、大きくわけて2つの方法でしかありません。

それが、

・発見タブに載る

・ハッシュタグ検索で見つけてもらう

それぞれの項目を理解することがアカウント運用の鍵となります。

発見タブとは?

Instagram内の虫眼鏡のアイコンをタップすると表示される画面のことをいいます。

こちらの発見タブでは、まだフォローしていないアカウントがInstagram側からオススメされて表示されるようになっていたり、自身の興味関心やInstagram内で取ったアクションをもとにInstagram側がオススメするアカウントが決定されています。

そのため、人それぞれ発見タブに上がる種類が異なってきます。

この発見タブに載ることによって、拡散性が弱いInstagramでも多くのファンを獲得することが可能です。

発見タブの仕組み

まず前提として発見タブはアカウント同士の類似性に大きく依存することを理解しておいてください。

もう少し詳しく言うとユーザーが過去にどのようなコンテンツに興味関心を示し、閲覧したか、そのコンテンツと近いと判断されたアカウントが発見タブとしてピックアップされます。

つまり、Instagram内でよくグルメ系のアカウントを閲覧するユーザには、グルメ系の投稿が多く発見タブに表示されることになります。

ただ、注意しなければいけないのはアカウント自体の類似性を見られているので、普段は美容系の投稿をしているのに、今回だけグルメの投稿をするとしても発見タブには上がりにくいと言うことです。

グルメに関心のあるユーザーを集めたいのであれば、日ごろからグルメにテーマを絞ったアカウント設計にする必要があります。

発見タブに載るにはどうすればいいのか?

では、発見タブに自身の投稿を載せるには下記の2つのポイントを意識しましょう!

・アカウントのテーマを決める
・反応率が取れる質の高いコンテンツを作りハッシュタグの上位を狙う

上の項でも触れた通り、アカウントのテーマがバラバラであれば、ユーザの興味関心に対しての類似性が薄れてしまいます

あなたのアカウントは、誰の、どんなお悩みを、どのように解決をしているアカウントなのか?どのようなコンセプトを持たアカウントなのか?この点を明確にしてみて下さい。

また、Instagramは有益な情報をユーザー側へ届けるために、アルゴリズムが厳正な審査をします。

そのため、いいね!や保存数といったエンゲージメントを獲得しやすいと認識されるコンテンツに関しては優先的に表示されます。

思わずいいね!ボタンを押してしまうような投稿や、後からでも見返したい、自分にとってとてもためになったから保存しようと思われる投稿をしていきましょう。

注意!ハッシュタグ選定で起こるNG行動

発見タブに載る前に攻略しなければいけないのは、このハッシュタグ検索で上位を取ることです。

何故なら、そもそも自身の投稿の反応率が取れなければ発見タブに乗る事は無い。

むしろ、誰にも見つけてもらえないそんな悲しい現実が待っています。

そのためにも、ハッシュタグの上位を取ることでハッシュタグ検索をしたユーザーの目に触れる頻度を増やすことが大切です。

ただ、放っておくと人それぞれ間違ったハッシュタグ選定をしている人が目立ちます。

今回はNG行動をしっかり理解していただき、正しいハッシュタグ選定のお手伝いができればと思います。

・投稿ボリュームが多いタグ

・アルファベットのタグ

・たくさんハッシュタグをつけすぎ

投稿ボリュームが多いタグ

集客を目的にアカウント運用しているのに、投稿ボリュームが多いハッシュタグを付けてしまうケースが多いです。

これについて、「お客様が見てもらった時にすぐにわかってもらうため」

このような回答をいただいたわけですが、

✅そもそも写真でわかる
✅そもそも新規に見つけてもらえない
✅戦う土俵を間違えている

下手にブランディングを気にして付けた結果、無意味だった典型的な例がこちらです。

見てもらった時のことを考えるのは大事ですが、まず見られていなければ意味がないということです。

例えるなら、お化粧をしたのに1日中家で過ごしたみたいな感じです(笑)

それに気づかないまま毎日同じ失敗を繰り返すのは何とも言えない気分になりますね。

アルファベットのハッシュタグ

アパレル関係やクリエイティブ系に特に多いこの失敗談ですが、

例えば、

・キャップ:70.1万
・cap:914万

#capと発見タブでハッシュタグを検索すると外国人のイケメンがキャップを被っている写真がトップにかなりの数上がってきます。

見え方にこだわったあまり、あなたの投稿は日本の枠を飛び越えて、対象が世界に広がってしまったわけですね。

もはや競合が多すぎて誰にも見つけられなくなる。

日本の中でも3300万人のユーザーがいる中、ハッシュタグ1つで世界10億人と争う必要が出てくるわけです。

集客を目的にしたアカウント運営であれば、身の丈にあった日本語のハッシュタグ選定をしていきましょう。

たくさんハッシュタグをつけすぎる

ハッシュタグの個数に関しての議論は各所でも多くされています。

このハッシュタグの選定でミスをしてしまうと、あなたのアカウントを誰におすすめすれば良いのかAIが判断できなくなります。

ハッシュタグは、

フィード投稿であれば最大30個まで、ストーリーズであれば最大10個までつけることが可能ですが、これをフルでつけてしまうと、

  • あなたのアカウントは、
  • 美容についてのアカウント?
  • グルメについてのアカウント?
  • アパレルについてのアカウント?

このようにInstagramのAIが判断できなくなり、結果的に誰にもおすすめされずに終わってしまいます。

ハッシュタグに関しては、

・関連度が高いハッシュタグを選ぶ

・最大でも15個までにする

この2点に気をつけて選定してみましょう。

まとめ

Instagramを効果的に活用していきたいのであれば、まずはハッシュタグの理解は確実にしましょう。

何となくのアカウント運用は、ただ疲れて終わるだけです。

今回のポイント
  • 運用の目的を決める
  • ハッシュタグをつける理由を理解する
  • 自身のビジネスにあった手法を理解する

各ポイントを理解して正しいアカウント運用をして下さいね!