LINE公式アカウントと連携することで、効率的かつ効果的に運用することができる『Lステップ』
顧客のニーズに合わせて効果的な情報配信ができるので、多くの企業に支持されている情報配信サービスです。
ですが、実際にLステップを利用しているが運用方法がいまいち分かっていない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では、Lステップの効果的な運用方法を知りたいあなたのために、Lステップのメリットや他のAPIシステムとの違いをご紹介します。
最後まで読んでいただければ、Lステップの魅力や効率的な運用方法、さらには他APIとの違いがしっかりとわかる内容になっているので、ぜひ最後までお付き合いください!
目次
Lステップはこんな人におすすめ
Lステップの利用は、こんな方におすすめです。
●配信を自動化して運用のコストを最低限に抑えたい
●顧客のニーズに合わせて情報を公告したい
●LINEを利用して効率的に顧客管理をしたい
自社サービスの情報を低コストで効率的に配信したいなら、Lステップはとても魅力的なサービスです!
自社サービスの情報発信には、とても多くの時間と労力が必要になります。
メッセージ本文の作成、メルマガの発信、新規顧客への対応、顧客ごとに分けて段階的に情報の発信、登録者数の分析etc…
メルマガを利用して情報を発信しようとすると、こんなにもたくさんの作業をこなさなければいけません。
ですが、Lステップを利用するだけでこれらにかかる時間や労力を大幅にカットすることができるのです!
ここからは、Lステップの魅力や運用方法についてより詳しく解説していきます。
Lステップを導入するか悩んでいるなら利用するべき!
もしあなたがすでにLINEの公式アカウントをお持ちであれば、絶対にLステップを利用するべきです!
どうしてLステップを利用するべきなのか?
その理由は以下の通りです。
- 利用者数の多い『LINE』で配信できる
- 複数のメッセージを順番に配信できる
- 各種フォームの送信
- リッチメニューによるアプローチができる
- セグメント配信ができる
- リマインダ配信ができる
- 個別トークに特化したオペレーター機能
- 自動で返答する機能がある
- 予約の管理機能
では、その理由を詳しく解説していきます。
利用者数の多い『LINE』で配信できる
日本の人口が約1億人であることを考えると、スマホを利用している90%以上の方がLINEを利用していることになります。
複数のメッセージを順番に配信できる
Lステップを利用すると、あらかじめメッセージを登録しておくだけで、決められたタイミングで順番にメッセージを送信することができます。
たとえば、あなたが自社サービスの情報を10回に分けて配信すると仮定します。
最初から友だち登録してくれている顧客に関しては1からメッセージを受け取ることができます。
ですが、1のメッセージが配信された後に友だち登録してくれた人は、1のメッセージを受け取ることができず、2のメッセージからしか見ることができません。
Lステップなら、ユーザーがどのタイミングで友だち登録をしてくれたとしても、1のメッセージから順番に『シナリオ配信』することができるので安心です。
各種フォームの送信
Lステップは、メッセージ内に『専用の各種フォーム』を設定することができます。
アンケートやお申し込みフォームを設定できるので、より効率的に顧客を獲得することができます。
お名前や住所、メールアドレス、性別、悩み事や質問したいこと、サービスの感想などの項目を自由に設定できます。
なので、より効率的に顧客のニーズを分析して、配信する情報や自社サービスの改善につなげることができます。
リッチメニューによるアプローチができる
『リッチメニュー』とは、トークルームの下部に表示されている固定型メッセージのことです。
常に画面内に表示できるうえに、ユーザーはその項目をクリックするだけで気軽に利用できるので、効率的にアピールをすることができます!
リッチメニューに関しては、あなたが配信をしなくても友だちが自由に情報を見ることができるので、コストを抑えられるというメリットもあります。
セグメント配信ができる
『セグメント配信』とは、配信リストの中で特定の条件の顧客を絞り込んで、その顧客が求める情報をピンポイントで配信する方法です。
Lステップでは、商品を購入した人やSNSから友だち登録した人など、細かい条件を設定してセグメント配信することができます。
セグメント配信であればユーザーの求める情報をベストなタイミングで配信できるので、開封率や反応率を高めることができるのです。
リマインダ配信ができる
自社が開催するイベントやセミナーがあり、その情報をLステップで配信したとします。
もしも顧客がそのイベントに興味があれば出席の予約をしますが、その際によく起きるのが「予約忘れ」です。
Lステップでは、顧客がうっかり予約忘れをしないように、イベントの予約を促すリマインダ配信ができます。
それによって予約率が大幅に改善し、イベントの参加率が劇的に向上したというケースが多々あるので、ぜひ活用しましょう!
個別トークに特化したオペレーター機能
自社サービスについて、かなりディープなやりとりをする時に便利なのが『オペレーター機能』です。
アルバイトや派遣のスタッフが対応する際には、そのオペレーターに対してどこまでの対応を許可するかが重要です。
オペレーター機能があればオペレーターに閲覧や編集範囲の制限をかけることができるので、オペレーターのレベルに適した対応を任せることができます。
自動で返答する機能がある
Lステップでは、あらかじめキーワードを設定しておくことで、顧客がそのキーワードを使った際に最適な返答を自動で行ってくれます。
たとえば、「営業時間」や「予約」など、細かくキーワードを設定しておけば自動で返答してくれるので、コストや労力を大幅に削減することができます。
予約の管理機能
イベントやセミナーを開催する際に、日時を指定して予約の管理ができる機能です。
この機能があれば、該当するイベントやセミナーの定員数や応募期限を告知することができて、CSVでの予約者一覧をダウンロードすることもできます。
このように、Lステップにはとても多くのメリットがあります!
顧客のニーズに合わせて最適な情報を配信しながら、イベントの告知や予約管理が簡単にできるので、人件費などのコストを大幅に削減することができます。
なるべく低コストで効率的に自社サービスを配信したい方にとってとても便利なサービスなので、ご紹介した内容をぜひ参考にしてください!
Lステップと他APIシステムを徹底比較!
LINE公式アカウント内で使えるステップ配信は、Lステップ以外にも「Liny」「LineA」「エキスパ」の3種類があります。
それぞれの料金やシステム内容を、表を用いてわかりやすく比較しながら解説していきます!
Lステップ | Liny(リニー) | LineA(リネア) | エキスパ | |
無料プラン | 初月無料 | なし | なし | 返金保証 |
月額プラン | スタンダードプラン | ベーシックプラン | 無料 | 5千通プラン |
初期費用 | 無料 | 49,800円 | 33,000円 | 5,000円 |
月額料金 | 19,602円 | 39,800円 | 33,000円 | 3,470円 |
メッセージ送受信数上限 | 15,000円 | 15,000通 | 不明 | 15万通 |
最低契約期間 | 3ヶ月 | 1年間 | 不明 | 3ヶ月 |
シナリオ上限 | なし | なし | 不明 | あり |
APIシステムごとに初期投資費用や月額料金に差があり、利用できる上限にも大きな差があります。
ここからは、各APIシステムの特徴をご紹介します。
◎Liny(リニー)の特徴
Linyは、ソーシャルデータバンク株式会社が運営しているサービスです。
LINE公式アカウントツールの元祖ともいわれており、民間や官公庁問わず約3,500以上もの企業がLinyを利用しています。
顧客の来店回数やアクセス数、動画の視聴時間などを集計してスコアリングできる機能があり、より効率的に顧客の興味のある情報をアプローチしやすくなります。
さらに、流入経路やLINE経由でのお問い合わせ数や注文数を計測する『クロス分析』が可能なので、サービス内容の分析や改善に大きく役立ちます。
◎LineA(リネア)の特徴
LineAは、株式会社Buzzrioが運営しているサービスです。
このサービスはIT導入支援導入事業者に認定されており、補助金を利用して低コストで導入できることが大きな魅力です。
機能面では、自動配信やリッチメッセージなどの基本機能に加えて、1対1のチャット機能も利用できます。
さらに、ステップ配信やタグ機能、さらにURLクリック分析やアフィリエイト機能など、自社サービスの売り上げ傾向を分析できる機能が揃っています。
◎エキスパの特徴
エキスパは、株式会社エキスパートが提供しているサービスです。
メルマガ、LINE、ショートメッセージを利用した3種類の配信が可能なので、情報配信に特化したシステムです。
SMSによるアプローチで開封率を高め、LINEやメルマガによって低コストかつ効率的にマーケティングできるのが大きな魅力です。
LINEの公式アカウントには、このようにLステップ以外にも「Liny(リニー)」「LineA(リネア)」「エキスパ」の3種類のAPIシステムがあります。
それぞれ月額料金や利用できる上限に違いがあるので、あなたに合ったシステムをご利用ください。
まとめ
LINE公式アカウントで利用できるAPIシステムについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
それぞれのAPIシステムに特徴があり、上手に活用することによって低コストで効率的にマーケティングをすることができます。
国内最大級のSNSであるLINEを利用すれば、きっとあなたにとって力強い味方になってくれるはずです。
ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてください!
最後までお付き合いいただきありがとうございます。