Lステップってなんだろ?Lステップってよく聞くけどすごいの?
こんな風に思っている人もまだまだ多いんじゃないでしょうか?
今回はとくに”実店舗ビジネス”にて「Lステップを導入考えている方」「Lステップを導入しているけどレベルアップしたい方」向けに『Lステップの神』と呼ばれている「中村誠」さんのセミナー参加してきましたのでレポートしたいと思います。
※ご本人にはDMで了承済みです。
Lステップの基本概念から構築実例内容となります。
目次
中村誠さんとは
株式会社REXELI 代表取締役
Twitter 1.7万人 follower(2022.3月時点)
LINEマーケティングプロデューサー
LINEアカウントの累計構築は150社以上
数々の大手企業、インフルエンサーのLINEをプロデュース
これまでLINEを活用したビジネスについて指導したコンサルメンバーは454名
『世の中のマーケティングを全部Lステップで塗り替える』
Twitterを見てもすでにインフルエンサーで、様々な業界の方が注目されています。
Lステップ開発者の「田窪氏」の元で約2年間マーケティング修行をされ、10年の経営歴となります。
インフルエンサーや有名経営者のLINEも構築されてます。
ぜひ、Twitterで中村さんのアイデンティティを覗き込んでからLINE公式アカウント登録すると「wonder」な世界にいくこと間違いなしです。
株式会社REXLIとは?
LINEの構築や運用、配信代行、コンサルティングをワンストップで提供する業界トップクラスのLINEマーケティングカンパニーです。
「Lステップのプロデューサー」中村誠さんの会社です。
・設立 2012年登記(2020年商号変更)
・代表者中村誠
・メンバー総数100名以上(2022年時点)
・事業内容 LINE公式アカウントを活用したマーケティング業務やコンサルティング事業
・構築数実績 150件以上
・お客様事例
【メディア】【著名人】【店舗企業】【D2C(物販)】
なぜLINEなのか?
LINEは現在最も『ユーザーの生活に溶け込んだツール』であるため、効果的にユーザーにアプローチすることが可能です。
マーケティングは「誰」を考えた時に、お客様がLINEが1番身近ということで、基本的にお客様候補の方々がストレスがないツールを使うことが売上にも繋がりますよね。
①LINEは国内生活のインフラ
国内MAU…8,600万人 DAU/MAU比率…85%
MAU:【Monthly Active Users】(月当たりのアクティブユーザー数)
DAU:【Daily Active Users】(1日あたりのアクティブユーザー数)
LINEは行政や大手企業も使ってることから、LINEがなくなると経済的にも天変地異が起こってしまいそうな影響です。
②メルマガを凌駕するクリック率
③プッシュ通知でお客様にしっかり情報が届く
Lステップ×LINE公式アカウント
LINE公式アカウントにマーケティング施策を十分に実行するためにLステップというシステムが必要となります。
LINEにシステム(API)をいれることでLINE公式アカウントではできないことができます。
中村さん曰く、Lステップは京都大学のクイズ王よりも賢い方が開発されているそうです。
LINE×Lステップを使って得られる4つの効果
下記の4つにまとめられます。そして下記のどれかは必ず達成できるのがLステップです。
①自動化/仕組み化
・人の手でやらないといけないことをLステップ(ツール)が行ってくれる
・煩雑なフローを自動で手間なくスムーズに行うことができる
②見える化
性別、年齢、職業、趣味の方向性、購入者の特定に限らず、下記のようなこともわかります。
- 曜日別の来店頻度
- 担当者ごとのLINE登録率
- 学習進捗率
- どこからLINEに入ってきたのか?
- 年齢別の購入者の特徴分布
- 直近3ヶ月のLINE登録者のステップ配信のタップ率、読了完了率
・・・など、LINE公式アカウント内の足跡からどんな情報でも得ることが可能になります。
③一元化
「近い将来、ありとあらゆるもお全てがLINEで完結する日が来ます、願望でもありますが挑戦したいと思っている」
中村さんはこうおっしゃってました。
- 病院の診察券
- 美容室の会員カード
- 予約システム
- ポイント管理システム
これらもLINEで構築できるために、1度、LINE公式アカウントに友だち登録してもらうことで、サービスは全てLINEで提供できるようになります。
そうすることで、複数の媒体を使うことなく。最もよく見られるLINE公式アカウント一括でマーケティング施策を打つことができます。
④売上最大化
LINE公式アカウントを使ったステップ配信、プッシュ配信を駆使すると・・・
- メルマガとLINE公式アカウントを併用するようになって売上が20%アップ
- Twitterのみで商品販売していた人が自動販売の仕組みを構築して月間700万円の利益
- 通販ビジネスで売上が1.5倍に向上
- 無人のパーソナルジムが1ヶ月でキャパオーバーに
- サロン:リピート率2.3%→19.2%へ改善
LINE公式アカウントならではのコピーライティング、シナリオ設計、クリエイティブ活用により、売上向上が見込めます。
活用事例(実店舗編)
さまざまな活用事例が出てきました。
・チラシの広告費用対効果1000%
・クリーニング屋:宣伝・広告費50万円コストカット
・飲食店:クーポン使用率3%→13%比例して売上UP
・サロン:リピート率2.3%→19.2%へ改善
・キッチンカー:登録者の30%が店舗来店予約後、100%来店
・バーの経営:LINE公式アカウントのプッシュ配信で売上2倍に!
さまざまな事例がある中で感じたことが業種も様々で、実店舗も多岐に渡っての改善、改良の可能性があることを感じました。
パーソナルジム
2022年令和らしい、「無人ジム」の話もでてきました。
・新店舗オープンのローンチで売上3,000万円達成(ほとんどが年間会員での契約)
・パーソナルトレーニングやプロテイン通販をアップセル
・無人のジムがLINEだけで運営完結
・継続率向上のためのステップ配信(シナリオ配信)
無人ジムは「LINE公式アカウント対応」「動画説明」「人件費改善」となったそうです。
キャバクラ
某有名人プロデュースのお店ですが、
採用、HP、ポイントカード、抽選機能をすべて一元化しているとのことです。
フライヤーから店舗でQRコードを読み取ってランク別のポイントカードにされているとのことです。
ポイントが貯まると抽選で下記の特典が出てくる仕組みにされています。
・場内指名無料
・ボトルプレゼント
・ハーフシャンパンサービス
・オールタイム5,000円OFF
・同伴料金無料チケット
これらが出てくる仕組みにされています。
美容室
・既存顧客と新規顧客をわける
・LINE公式アカウント、Lステップでポイントが貯められる仕組みを構築
・リッチメニューから自分の好きなスタイリストを指名できるように
オンラインで物販購入できるようにした!?
・物販購入率が5%程度だったことからLINE公式アカウント内にネットショップ構築をしたそうです。
LTV(※)を上げるために店舗稼働外の売上をLINE公式アカウント内で構築。
※LTVとは、Life Time Value(ライフ タイム バリュー)の略で、「顧客生涯価値」と訳される。
一人、あるいは一社の顧客が、特定の企業やブランドと取り引きを始めてから終わりまでの期間(顧客ライフサイクル)内にどれだけの利益をもたらすのかを算出したもの。
分析はここまでとれる!?
・担当者別LINE公式アカウント登録状況
・アンケート回答率82%
・担当者別の60日以内リピート率
・担当者別の指名数の把握
改善方法も公開されてました。
・アンケート未回答の場合は?
2回目、3回目の来店時のQRコード読み込みにて再度アンケート送付することで顧客満足度を測り、改善策なども打てる。
・リピートが低い担当者がわかったらどんな改善ができるの?
個別のプッシュ配信を増やすことが最優先となります。これだけでリピート率が改善されていました。
他の業界事例
D2C 、通販の課題悩み
・価格競争に巻き込まれて利益率が低い
・顧客リストが取れない
・プラットフォームのアカウントバンリスクが怖い
・リピート率が低い
・お客さまと蜜なコミュニケーションが取れない
・販売促進改善のためのデータ分析ができない
・モール外のマーケティングを実行したいけどどうすればいいかわからない
・Amazonレビューで泥試合に巻き込まれていて消耗している
→LINE公式アカウント、Lステップを活用して解決!
時計販売(単価10万円前後)
7日のステップ配信からのセールスでCV14%
下記が完全自動の流れ流れ
診断ゲーム開始です。エンターテイメントですね。
LINE公式アカウントならではのライティングがポイント。
いやらしくないセールス。
ここは独自のシステムを組んでいるとおっしゃってました。
ここまで完全自動ということです。
ファッション通販
・徹底的にファン化を促進させるために使う
・代表の登場で唯一無二のブランド演出
「初回文章」「リッチメニュー」「シナリオ配信画像」
・Lステップ活用してお客さまの声を元に商品改善
「登録者の10%、140%が長文のリアル回答」
・リサーチを自社ですることでリサーチ費用がコスト0円になる
無在庫&リスク0のクラファン
「広告→LP→LINE公式アカウント→クラファン送客」
開始1日で支援総額:438万円
支援数:139人
LINE友だち登録者:1701人
ランキング1位
キャンプ用品店
・新商品ローンチ開始10分で4,000万円の売上
・興味付け→商品紹介→前日リマインド&限定訴求→発売開始
・アンケートによる顧客情報分析
・FAQ実装による問い合わせコスト削減
【得られた成果】
●単日売上が最高300万円→単日売上500万円(大幅更新)
●決算セール時に既存友だちに配信→目標2,000万円に対して2,500万円
●ステップ配信で販売仕組み化→月次売上2倍
●広告→既存商品販売&新商品販売告知で広告費の10倍売上回収
●新商品3日間で1,900個完売、売上5,000万円
●2021年11月月商1.5億円(過去最高)
夢のある実績がどんどんでてきます。
ここまでで感じたことは、導線を引くこと、制作側もクライアントも一体となることが大事だということを講義から感じました。
オンラインコンテンツ、コミュニティとしてのLステップ活用
フォロワー13万人超SNSインフルエンサー
【効果・実績】
・商品単価49,800円
・成約数150件/月商750万円 (完全自動)
・リスト流入数1.5倍(メルマガからLINEへ切り替え)
・Twitterで過去のストーリーが話題に
・よくある質問をまとめ、TwitterからくるDMを全部LINE誘導し、問い合わせ対応を自動化
友だち登録(流入数)がさらに増える可能性があるインフルエンサーは可能性しかないですね・・・
SNS総フォロワー100万人のインフルエンサー
【効果・実績】
●読者と共に企画を考えたり、ファンを気遣う配信
●震災時メッセージに356人が返信
●YouTube企画募集に418人が企画提案
●オンラインサロンの自動化(月額1〜3万円)
●オンラインサロン入会導線フローの自動化
●オンラインサロンの情報整理と入会直後のサロン活用ガイダンス配信まで自動化
●炎上回避して売りたい人だけにセールスする仕組み
人柄が出る配信もファン化が進むと感じましたが、デザインがカッコいい!と感じました。
やはりインフルエンサーにはイメージもつきものですが、シンプルに超かっこよかったです。
制作する時はデザインも当たり前に意識したいところです。
サービス購入者向けの学習アプリ
なんと自社の管理用にLステップをアプリのように構築したということでした。
現状と課題を上げられてました。
【受講生】
・サイトの学習手順がない
・学習時間/進め方に個人差がある
・実践がないまま案件に入る
【運営側】
・教育内容が講師によってバラバラ
・受講生の学習進捗/スキルレベルが不明
・案件に入ってからレベル把握してしまい、トラブルの原因
上記に対して下記の実装を行なって課題解決、改善されてました。
実装例
●入会日に関係なく本講座の学習を開始できる
●同じ知識を自動教育
●能力・学習内容によってシナリオ分岐
●受講者の個人情報・進捗の見える化・共有化ができる
●学習・サポートの窓口1本化ができる
●20%継続率向上
●勉強会の予約もリッチメニューで自動化
●学習の進捗率や詳細データの管理
実装の結果、1人で2〜3名の受講生をサポートしていたところ、なんと約15倍の15〜20名のサポート達成ということでした。
さらに
・zoom時間削減
・自走学習で進捗確認ほぼ不要
・全員同じ内容、手順で学習することでスキルレベル底上げ
ということでTTP(てっていてきにパクる)できることもある業界も多いです。
ファスティング時に挫折させないための応援ステップ配信
●手動配信を1人に対して1日2回×2週間配信していた→自動化
●人件費を3人分削減
事務・経理がLステップで完結
●請求書をLステップで一元管理
●情報やステータスをLステップで全管理
●目標設定も全てLステップ管理
ゲームコンテンツの作成
某テレビ番組のシュミレーションゲームを展開していたLINE公式アカウントの紹介がありました。
手軽にゲームを楽しみながら「 情報」が取れたり、「購買意欲を顕在化」していたりして、本当のゲームのようなものとなっていました。
LINE公式アカウント、Lステップ構築のフロー
①LINE公式アカウント、Lステップの機能を覚える必要がある
②LINEマーケティングの実例のインプット
③自社のリソースを使って設計、構築
④得た結果をもとに正しく改善する必要がある
まとめ
非常に盛り盛りなセミナーでした。
メモが溢れかえってしまって解釈することに時間がかかってしまいました。
ほんとに中村さんの講義はLINEを楽しんでいる印象と、初心者にもわかりやすくワクワクすることを伝えている講義でした。
ぜひ、Twitterのリンクも貼ってますので、中村さんをフォローして今後の動向にも注目してみてください。「中村誠さんのTwitterはこちら」
Lステップの概要をまだ知らない方はこちらから詳細を見て試してみてください。